髭脱毛の後に髭剃りっていいの?注意点からNG行為まで紹介

髭脱毛をしている方の中には、「脱毛施術後に何となく髭が濃くなった気がするんだけど、自分で剃って大丈夫なの?」と疑問を感じる方もいるのではないでしょうか。

そういった方のために今回この記事では、

・脱毛後に髭が濃くなる理由
・脱毛後に髭剃りをするときに気を付けるべきポイント
・脱毛後にしてはいけない行為

などを分かりやすく紹介・解説していきますよ。

ぜひこの記事を最後まで読んで髭脱毛の特徴や注意点などを詳しく知り、より安心して髭脱毛を続けていきましょう!

脱毛後一時的に髭が濃くなる理由とは

髭脱毛をしているのに施術後に髭が濃くなったように感じると、「脱毛は逆効果なの?」と不安に思ってしまいますよね。

そこでまずは、脱毛後に髭が濃くなったように見える理由について解説していきます。

先に結論からお伝えすると、施術後に髭が濃くなったように見える原因は「どろぼう髭」という、脱毛時に焦げた毛が肌に残っていたり髭の断面図が大きく見える状態になっていることが主な原因。

また、どろぼう髭の状態は1~2週間で落ち着くことが多く、ポロポロと髭が抜け落ちてくるタイミングでどろぼう髭も解消されますよ。

そのため、脱毛後に濃くなったように見えるのは実際に髭が濃くなっているわけではなく、抜け落ちるまでの過程の一つであり、不安になる必要はないんです。

またどろぼう髭は、髭脱毛を始めたての方やもともと髭が濃い人がなりやすい特徴があるので、当てはまる方は覚えておくと安心でしょう。

脱毛後に髭剃りをするときの注意点

前章では脱毛後に髭が一時的に濃くなる理由を解説しましたが、そのほかの疑問として「脱毛後は髭剃りをしてもいいの?」と思う方もいますよね。

そこでここでは、脱毛後に髭剃りをする際に知っておきたい3つの注意点をご紹介していくので、ぜひ覚えてみてください。

それでは順番に詳しく見ていきましょう。

施術当日は髭剃りを控える

まず1つ目の注意点は、「施術当日は髭剃りを控える」こと。

髭脱毛の施術を受けた直後の肌は脱毛時のダメージが残っており、髭剃りの刺激で赤みやニキビなどの肌トラブルにつながりやすい状態になっているため、施術当日は髭剃りを控えるのがベター。

また敏感肌の場合は髭剃り自体に痛みを感じることもあるので、とくに敏感肌の方は脱毛施術当日の髭剃りを控えるようにしましょう。

肌に負担が少ない剃り方をする

次に2つ目の注意点は、「肌に負担が少ない剃り方をする」こと。

脱毛を受けた翌日からは肌状態がだんだんと落ち着いてくるので、髭剃り自体はしても問題ないのですがそれでもまだダメージは残っているので、より安全に髭剃りをするために肌への負担が少ない電動シェーバーを使って髭剃りをするのがおすすめですよ。

もしどうしても電動シェーバーを用意できなかったり使いたくない場合は、必ずシェービングフォームを肌に塗ってからカミソリで髭を剃るようにしましょう。

保湿ケアを徹底する

最後に3つ目の注意点は、「保湿ケアを徹底する」こと。

髭剃りをした後の肌は傷がついていて雑菌が入りやすく、肌トラブルが起こりやすくなっているため、髭剃りの後は必ず保湿ケアをするようにしましょう。

具体的なケア方法としては、

①:化粧水またはアフターシェーブローションを顔全体にまんべんなく塗る
②:乳液や保湿クリームを使って肌の水分をキープする

といった順番で保湿することで、髭剃り後でもダメージが残らない肌を目指せますよ。

髭脱毛後のNG行為

前章では脱毛後に髭剃りをする際の注意点をお伝えしましたが、実は髭脱毛後にしてはいけないNG行為もいくつかあるんです。

そこでこの章では、髭脱毛後にしてはいけない3つの行為をご紹介していくので、脱毛中の方はもちろん、これから髭脱毛を始めようと考えている方もぜひチェックしてくださいね。

それでは一つずつ詳しく解説していきます。

毛抜きを使った処理

まず1つ目のNG行為は、「毛抜きを使った処理」です。

というのも、毛抜きを使うと肌や毛穴に大きな負担がかかり、ダメージを受けた部分は乾燥して角質や汚れが溜まりやすくなってしまうため。

角質や汚れが溜まって不衛生な肌状態が続くと、膿んだり痛みが出たりする「毛嚢炎(もうのうえん)」という肌トラブルに繋がる恐れもあるので、絶対に毛抜きを使った処理はしないようにしましょう。

カミソリで髭を剃る

次に2つ目のNG行為は、「カミソリで髭を剃る」です。

前章でお伝えしたように、肌への負担が少ない髭剃りをするには電動シェーバーが有効であり、カミソリでの髭剃りはダメージが多く、肌状態が悪くなりやすいんです。

その理由としては、カミソリは電動シェーバーに比べて刃の枚数が少ないため一枚一枚の刃がより深く肌を削ってしまうことや、ゴミやホコリがつきやすく不衛生になりやすいことなどが挙げられます。

なお、万が一脱毛後にカミソリで髭剃りをしてしまった場合はすぐに冷やし、そのあと保湿ケアをするようにしましょう。

体温を上げる

最後に3つ目のNG行為は、「体温を上げる」です。

髭脱毛後の肌はダメージが残っていて鎮静期間が必要な状態であり、その状態で体温をあげる行為をしてしまうと、肌の赤みが長引いたり毛嚢炎になるリスクが上がるんです。

そのため、激しい運動や入浴、サウナ、飲酒などは脱毛施術後に肌の赤みが引くまでは控えるようにしましょう。

なお夏の暑い季節に髭脱毛をする場合は、こまめに汗を拭くなどしてできるだけ体温を上げないようにする工夫も必要になりますよ。

髭脱毛の前に髭を剃る必要はあるの?

記事内では、脱毛後の髭剃り方法やNG行為をご紹介しましたが、脱毛前の髭剃りについて気になる方もいるのではないでしょうか。

実は脱毛前に髭剃りをするかどうかは脱毛方法によって異なり、光脱毛やレーザー脱毛の場合は施術当日に剃る必要がある一方で、ニードル脱毛の場合は施術前に2~3㎜程度の髭を伸ばしておく必要があるため施術前日から髭剃りをしてはいけないんです。

それではそれぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

光・レーザー脱毛

まずは「光・レーザー脱毛」の場合。

光脱毛やレーザー脱毛は、髭の毛根にある黒い色素(メラニン)に反応する脱毛器を使用しており、肌表面の髭がない方が施術がしやすくなるため、施術当日はできるだけ髭を剃った状態で脱毛店に行くようにしましょう。

また脱毛店によっては剃毛をしてくれるサービスを実施しているところもあるので、事前に髭を剃るのが面倒な方はそういったサロン・クリニックを探してみるのがおすすめですよ。

ニードル脱毛

次に「ニードル脱毛」の場合。

ニードル脱毛は、毛穴の一つ一つに針を差し込んで発毛組織を破壊することで脱毛効果を生み出す脱毛法であり、施術時には髭を引っ張りながら針を差し込むため、施術前は2~3㎜の髭を伸ばした状態で脱毛店に行くようにしましょう。

もしニードル脱毛をする前日や当日に髭剃りをしてしまった場合は、施術が延期になったり取り消しになることもあるので、意識的に髭を剃らないように気を付けることが大事ですよ。

まとめ

今回この記事では髭脱毛と髭剃りの関係について詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?

最後にもう一度、脱毛後に髭剃りをするときの注意点と脱毛後のNG行為をまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。

◇脱毛後に髭剃りをするときの注意点

  • 【施術当日は髭剃りを控える】…脱毛でダメージを受けた肌に追い打ちをかけない
  • 【肌に負担が少ない剃り方をする】…電動シェーバーを使うようにする
  • 【保湿ケアを徹底する】…化粧水と乳液を合わせて使う

◇髭脱毛後のNG行為

  • 【毛抜きを使った処理】…ニキビや毛嚢炎のリスクがある
  • 【カミソリで髭を剃る】…電動シェーバーに比べて肌へのダメージが大きい
  • 【体温を上げる】…脱毛後に必要な肌の鎮静期間が長引く

ぜひこの記事を参考に脱毛後の髭剃り方法やケアを覚えて、肌へのダメージが少ない髭脱毛を実現しましょう!

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