最近は男性もスキンケアをする時代と言われているけれど、
「化粧水って女性が使うものじゃないの？」
「男性が化粧水を使うことのメリットって何があるの？」
などと疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、男性にも化粧水は必要です。
化粧水を使わないのはむしろ逆効果、肌荒れやニキビ悪化を引き起こす原因にもなり得ます
この記事では、
- 化粧水の役割と必要性
- 化粧水を使わないことで引き起こされる悪影響
- 乳液を合わせて使うとさらに良い？
などを徹底解説していきます。
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男に化粧水はいらない？化粧水の役割と必要性
化粧水の役割
化粧水の役割は大きく以下の2つがあります。
肌に水分を与える
洗顔後や入浴後は肌から急速に水分が失われます。そこで化粧水で肌に水分を与えることで、乾燥から肌を守ってくれます。
皮脂の分泌量をコントロールする
女性の肌と比べて乾燥しがちな特徴がある男性の肌。そんな乾燥しやすい男性の肌に化粧水で水分を与えることで、乾燥を防ぐための体の機能として過剰に分泌されていた皮脂の分泌量を減らすことが期待できます。
以上の役割がある化粧水は、男性にこそ必要な基礎化粧品といえますね。
化粧水の効果
化粧水を使うことで得られる効果は主に以下の2つです。
肌の保湿
化粧水を使うことによって一番効果を実感しやすいのが「保湿効果」です。
「肌を潤したいなら水でもいいんじゃないの？」と思う方もいるかもしれませんが、水には乾燥しやすい特性があり、肌表面についた水分は肌内部の水分と一緒に乾燥していきます。
しかし化粧水には、保湿成分という肌の表面に水分を留まらせる役割がある成分が配合されているため、肌の保湿にぴったりなんです。
肌の状態を整える
人間の皮膚は「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の3層から構成されており、わずか0.2㎜程度の表皮の中にある角質層という層が外に露出しています。
その角質層を化粧水でケアすることにより、シミやシワを防ぐことにつながるんです。
男に化粧水はいらない？化粧水を使わなかった時の悪影響
「化粧水を使うメリットは分かったけど、使わなくてもデメリットはないんでしょ？」と思う方もいるかもしれません。
しかし、実は化粧水を使った正しいスキンケアをしないと、肌にさまざまな悪影響が出てしまうんです。
化粧水を使わないデメリット
- ニキビや肌荒れを引き起こす
- 肌のべたつきやテカリが目立つ
- シミやしわが出来やすくなる
デメリット①：ニキビや肌荒れが増えます
化粧水を使わないと、ニキビや肌荒れの原因になります。
そもそもニキビができる原因は、「毛穴が閉じている」「ニキビ菌（アクネ菌）の繁殖」「皮脂の過剰分泌」など生活習慣や年齢によってさまざまありますが、どれも化粧水などの基礎化粧品を使ったスキンケアである程度は防ぐことができます。
ですが前章で解説した通り、化粧水を使わないと、洗顔後や入浴後に肌が乾燥した状態になります。
そして肌が乾燥した状態が続くと、肌のターンオーバー（約28日間で行われる皮膚の生まれ変わりの周期）が乱れ、角質や汚れを肌から上手く排除することができなくなってしまいます。
その結果、肌が不衛生な状態になり、ニキビだけでなく肌荒れなどの肌トラブルも引き起こされてしまうんです。
デメリット②：べたつきやテカリが目立ちます
化粧水を使わないと、肌のべたつきやテカリが目立ちます。
化粧水の効果の一つである「保湿」には、べたつきやテカリを抑える効果があります。
一見、化粧水を肌につけることで余計にべたついたりテカったりしそうに思えますが、べたつきやテカリの原因である「皮脂」は、肌を乾燥から守るために分泌されるものです。
そのため化粧水を使わずに、ずっと肌が乾燥していると皮脂が過剰に分泌されて、べたつきやテカリが目立つ原因になってしまうんです。
デメリット③：加齢によるシワシミが増えます
化粧水を使わないと、加齢によるシワやしみが顕著に目立つようになります。
加齢によるシワやシミの原因は、「肌の水分保持力の低下によって乾燥しやすくなる」「紫外線からのダメージにより肌の弾力が低下している」などといったとが挙げられます。
とくに男性は、夏でも日焼け止めを塗らないケースも多いので紫外線から受けるダメージは大きく、肌内部のハリを支える成分である「コラーゲン」や「エラスチン」が紫外線によって破壊されやすいです。
そのため化粧水によるスキンケアをしないと、加齢とともに肌が乾燥しやすくなったり、紫外線ダメージがどんどん蓄積されることで、シワやシミが増える原因になってしまうんです。
化粧水を使用しないことによる肌への悪影響は、自分の肌を傷つけるだけでなく、周りへ不潔な印象を与えることにもつながってしまうので、悪影響をしっかり理解して正しいケアを心がけましょうね。
結論！男性肌にも化粧水は絶対必要！
今回この記事では、化粧水の効果と必要性や使わないと出てくる悪影響などを解説してきましたが、男性の肌にも化粧水は必要なことがわかりましたね。
最後に、「化粧水と合わせて使うと効果的な乳液」と「めんどくさがりな方にぴったりのオールインワンタイプ」について紹介していきます。
出来れば乳液も一緒に使いたい！
記事上部で、化粧水は「肌に水分を与える役割」がある、と解説しましたが、化粧水をつけたあとに乳液もつけることで、長時間うるおった肌をキープすることができます。
というのも、乳液の役目は「肌に与えた水分に蓋をする」ことです。
乳液には水分のほかに油分も多く含まれており、乾きにくい特性があります。
そのため、化粧水で肌に水分を与えたあとに乳液で水分に蓋をしてあげると、一日中うるおった健康的な肌を手に入れることができますよ。
化粧水や乳液を使う手順としては、
- 洗顔や入浴後すぐに化粧水を顔にまんべんなくつける（500円玉大）
- もう一度化粧水をバシャバシャと顔につける
- 化粧水を肌に浸透させる（5分程度）
- 乳液を手に広げる（10円玉大）
- 顔をこすらないように優しく全体に乳液を広げる
といった順番で使うと効果的。
とくに大事なポイントは、「こすらないこと」です。
こするように化粧水や乳液を塗ると、シワやシミの原因になってしまうので、優しく手で押さえつけるように塗っていくことを心がけましょう。
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化粧水と乳液が面倒な方はオールインワンタイプもおすすめ！
「化粧水も乳液も大事なのはわかったけど手順が多すぎて面倒…。」という方には、化粧水と乳液の効果が同時に得られるオールインワンタイプの化粧水がおすすめです。
オールインワンタイプのメリットとしては、
・忙しい朝などでも短時間でスキンケアができる
・美容成分が配合されているアイテムも多い
・手軽にスキンケアを継続しやすい
といったことがあり、反対にデメリットとしては、
・高価なものが多い
・化粧水や乳液単体で使うより効果が低い
・買い替える頻度が高くなる
などがあります。
自分の性格や経済状況に合わせて、オールインワンタイプもぜひ検討してみてください。
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